ある日の写真

猫と犬と散歩の写真と時々オーディオと音楽。

色調整してみよう

前回投稿した記事が

oneday71.hateblo.jp

 

意外にも知り合いに好評だったので今回も色調整してみよう

 

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この写真

RAWで撮影してDPPで開いてそのままJPEG変換

ブログにアップしたりする分にはこのままで良いと思う

一般的な受けを良くするか

もしくは仕事などで

犬の色かぶりを取る

などの訂正が入ってきそうな場合を想定して色調整

見方によってはわんこが少し緑かぶりしているように見える

2019年8月4日撮影

Canon EOS R

EF85mm F1.2L II USM

絞り優先AE

絞り値:f/1.4

ホワイトバランス:5100K

現像ソフト:Digital Photo Professional 4

 

 

緑かぶりしているってことはシアンやイエローが多い

もしくはマゼンタが足りない

わんこは赤柴と呼ばれている犬種

マゼンタを少し入れる方向へ

背景はグリーン

緑色の反対色(濁色)は赤系

なのでマゼンタを全体的に増やすと緑色が濁ってくる

そんなことでわんこのみ部分修正

そう思うとわんこの体全体を選択範囲などでマスク作成

そう思う方がほとんどだと思う

この写真、最初に目がいく場所は顔

しかも顔の赤毛がライトから中間の濃さの色がほとんど

その場合、ほんの少しマゼンタを入れてあげれば目立つようになる

なので顔だけ選択範囲でマスクを作って色調整すれば良い

最初に目が行く場所を変えてあげるだけで印象は変わってくる

最初にオシリに目が行く人はオシリマニア!?

柴犬のオシリマニアってけっこういるんですよ

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Photoshopで顔だけのマスク作成

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顔の部分のみ色調整

最初の写真と見比べると顔の毛色が少し赤くなり印象が変わった

編集ソフト:Adobe Photoshop CC 2019

 

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でも部分的に並べて見ると

よく見ないと変化がわかりにくい

でも全体写真で見ると変化がすぐわかる

わんこの体全体のマスクを作成しても良いが

背中からお尻にかけての色はある程度赤色がしっかりしているので

この状態でマゼンタを増やすとプリントや色校正した時など

赤色が浮いてくる場合がある

後工程の事も考えて色調整すると後々ラクになる

 

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さらに一般受けしたい場合

背景のグリーンを鮮やかにすると受ける

DPPでグリーンの色空間を調整

スキャナーで言うカラーコレクションで調整

わかりやすいように少し派手目に調整

この緑色は富士フイルムのX-T3のような色かな

色空間の調整はある程度色に関しての知識が必要だけど

触りながら覚えていくと良いかも

ただしいじり過ぎは禁物

編集ソフト:Digital Photo Professional 4