走り回るわんこを撮ろう
飼い犬をきれいに撮りたい
走っているところを撮りたい
どんなカメラがいいの?
そんなことを時々聞かれる
性能が良いカメラを買えば間違いないけど金額が高い
こんな機能があれば
ふだんわんこやにゃんこを撮っていて必要最低限の機能をあげてみる
・連続撮影速度5コマ/秒
・撮影設定が登録できるカスタム設定モード
この二つくらいでしょうか
連続撮影速度は速ければ速いほど一瞬一瞬を撮影できるので
速いほど良い
でも価格も高額になるので最低5コマ/秒
8コマ/秒撮影できれば大満足
カスタム設定モードは撮影設定を登録しておける機能
ぼくの場合を紹介
カスタム-1-
高速動体撮影用の設定を登録
AFモード(AIサーボ)、測距エリア(領域拡大AF)、AFカスタム設定ガイド(激しく動く物用)、絞り値、ISO、ドライブモード(高速連続撮影)
だいたいこんな設定を登録
カスタム-2-
低速動体撮影用の設定を登録
AFモード(AIサーボ)、測距エリア(任意選択)、AFカスタム設定ガイド(汎用性の高い物用)、絞り値、ISO、ドライブモード(高速連続撮影)
だいたいこんな設定を登録
カスタム1はとにかく走り回り、スピードが速いわんこに対して即座に反応できる設定
カスタム2は歩いたりゆっくりな動きに対して、ピントをシビアにしたい設定
撮影設定を登録しておけば、わんこが急に走り出した時など
すぐにその設定を呼び出して切り替えることができ即座に対応できる
このカスタム設定、どのカメラにもあるかと思っていたら
富士フイルムX-T3にはなくびっくりだった
なのでいちいち上記にあげた設定をしなくてはならなく
最初はわんこは佇んでいたのでしっとりとピント重視で撮影
いきなり走り出したので動体撮影用の設定をして
さあ!撮影!
そう思ったらわんこは走り終わっていた…
そんなことがよくあった
カスタム設定がないのもX-T3を手放した理由だったりする
のんびりと設定を決めて撮影するなら必要ない
カスタム-1-で撮影
EOS 80Dにはカスタム設定が二つ登録できる
C1にはカスタム-1-の設定を登録してある
走り出した!
そう思ったらすぐにモードダイアルをC1にすれば
高速動体撮影用の設定に切り替わる
2018年6月17日撮影
Canon EOS 80D
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/8
AFモード:AI サーボ AF
測距エリア選択モード:ゾーンAF
ホワイトバランス:4900K
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
絞りは基本的に8で撮影
できるだけ被写界深度を深くしてピントを合わせたい
なので絞り値は8で登録
わんこの撮影会などで
決められたコースを走らせて撮影する場合
最初から設定しておけば簡単
でも自由に走らせてイキイキとした瞬間を
その方が楽しいしほんとの自然な表情が撮れる
EOS 80Dは連続撮影速度5コマ/秒
2018年6月17日撮影
Canon EOS 80D
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/8
AFモード:AI サーボ AF
測距エリア選択モード:ゾーンAF
ホワイトバランス:4900K
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
ピントが合わなくてもシャッターが切れるよう
レリーズ優先で
思いがけない瞬間を撮れることもある
2018年6月17日撮影
Canon EOS 80D
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/8
AFモード:AI サーボ AF
測距エリア選択モード:ゾーンAF
ホワイトバランス:4900K
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
C2にはカスタム-2-の設定を登録してある
動きが遅く歩いている場合でも
ワンショットAFではピントは合わない
ピント精度を重視したいので
測距エリアは1点
2018年6月17日撮影
Canon EOS 80D
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/5
AFモード:AI サーボ AF
測距エリア選択モード:任意選択
ホワイトバランス:4900K
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
完全に動かない場合は絞り優先モード
ピント精度重視なのでAFモードはワンショットAF
2018年6月17日撮影
Canon EOS 80D
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/5
AFモード:ワンショット AF
測距エリア選択モード:任意選択
ホワイトバランス:4900K
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
きれいに可愛く撮りたい
飼い主ならそう思う
そう思うとやはりピントは大切
少しでもピント精度を重視していくと
カスタム設定モードがあるカメラが便利
EOS-1D、EOS 5D、EOS Rにはカスタム登録が三つ登録できる
そのためC3にはシャッタースピードを遅くした
流し撮りの設定を登録してある