以前
『レタッチで作品?にする』
を投稿したら
やり方を教えろ!とメールが来たので
超簡単なレタッチのやり方を解説します
2019年11月2日撮影
EF70-200mm F2.8L IS II USM
絞り値:f/2.8
露出補正:0
ISO:100
ホワイトバランス:5400K
AFモード:サーボ AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
使う写真は上の写真
以前上の記事を投稿した時にコメントをくださった方への返答で
手前の草を少し暗くしたかったと返答したことがあったので、
この写真でその辺もふまえてレタッチしてみました
斜線部分を若干暗くして雰囲気を出したかった
レタッチした画像
編集&現像ソフト:Adobe Lightroom Classic
Digital Photo Professional 4で現像した写真
手前の草のラインに沿って少し暗くなってます
では解説していきます
左上の部分を少し明るくしてあげます
明るい所があるから暗い所が映える
その逆に暗い所があるから明るい所が映える
撮影やレタッチの時に考えるポイントとして常に頭に入れておくと良いです
円形フィルター
ぼかし:100
カラー:オレンジっぽい色
コントラスト:80
白レベル:50
黒レベル:5
明瞭度:-100
かすみの除去:10
(数値はだいたいこのくらい、好みで)
周辺を減光して手前草を暗くします
円形フィルター
ぼかし:30
露光量:-0.60
かすみの除去:20
(数値はだいたいこのくらい、好みで)
以上でできあがり!
作業時間1分もかからないくらいの
超簡単なレタッチで雰囲気が変わりました
欧米のカメラマンに多い
被写体に対して背景や手前が妙にボケて
さらに背景に光が入ったりして
ふんわり柔らかい雰囲気で被写体はキリっとシャープに
そんな感じの写真はこんなレタッチが基本になっていると思います
上の写真はボケがそこそこあるのでボケさせたりしないけど
必要なら段階フィルターを使ってボケを演出して
被写体はボケさせたくないので
ブラシで被写体にかかっているボケを消していく
さらに被写体に対してディテールでシャープネスをかけたり
調整ブラシで明暗を作ったり…
とにかく色々やります
でもやっぱりレタッチして色作ったら面白くないですよ
そんな作品はパっと見はインパクトあるけどすぐに飽きます
現場の状況をよく見て光の状態を判断
カメラの設定や露出のポイントなどを判断して
撮影した作品の方が楽しいし
いつ見ても新鮮にぼくは感じます