編集&現像ソフト:Luminar 4
元の写真
2018年8月14日撮影
EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/5.6
露出補正:-2/3
ホワイトバランス:4900K
ISO:400
AFモード:AI サーボ AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
前回はイメージをしたものをレタッチで再現したものを簡単に解説
それでもやっぱレタッチの考え方が難しい
そう言われてしまったので
今回はシンプルに
ちょうどシンプルに考えるのに向いてる写真があったので
その写真で簡単に解説してみます
夕暮れ時の海岸で撮影
この雰囲気をキープしたままもう少し雰囲気をアップしてみます
写真上側に光があたって海岸が明るくなってる
下側の手前は少し暗い
これをもう少し目立つようにレタッチして雰囲気をアップして
印象度を上げていきましょう
5個レイヤーを作って調整
まず最初にもう少し暗くして雰囲気をよくしたい
そう思いライト機能の露出で若干暗く
もし暗くしない方が良いと思ったらしなくても良い
ちょこっと暗くした
暗い所があるので明るい所が映える
明るい所があるから暗い所が映える
そんな理由から暗くしました
暗くしたことにより
わんこの輪郭の陽があたっている明るい部分が少し強調された
手前側を少し暗くします
調整可能なグラデーション機能を使用
手前部分のみ暗くしたいのでグラディエント・マスクを手前側にかけます
ただ暗くするのは面白くないので
調整可能なグラデーションの温かみを青色方向へ
陰の部分は色温度が変わってくるので
ただ暗くするのではなく青っぽくして色温度が変わったような
そんな感じで暗くします
色温度の事がよくわからない場合は単純に暗くするだけでも良いです
手前側を暗くした状態(青っぽく)
温かみ-15
青っぽくしただけだけど暗い感じになった
次は上側の明るい部分を強調します
同じように
調整可能なグラデーション機能を使用
上部分のみ明るさを強調したいのでグラディエント・マスクを上側にかける
温かみ43 自然な彩度-15を適用
上側のみ明るさが強調された
温かみをプラスしただけでかなり変わりました
これだけでも元と比較すると雰囲気が良くなりました
せっかくLuminarを使っているので
お馴染みの太陽光を入れちゃいます
さりげなく太陽光入れました
このへんは好みなので入れなくても入れても
入れる場合は自然な雰囲気になるように
頃合いを見て調整
太陽光を入れたので
わんこに陽があたっている所と陰の部分を強調させてあげます
白色で囲ってある部分は覆い焼きで明るく
グレー色で囲ってある部分は焼き込みで暗く
わんこを少し立体感をだしてあげます
覆い焼き&焼き込みをする場合
適用量の数値は10以下で始めて
明るさや暗さ加減を見ながら丁寧におこなう
覆い焼き&焼き込み完了
たぶんよくわからないと思うので比較してみます
比較してみるとよくわかりますね
ちょっとしたことですが
丁寧に作業してあげると立体感がでてきます
以上で完成ですもう一度完成したものを見てみましょう
編集&現像ソフト:Luminar 4
明るい部分と暗い部分の強弱をつけてあげるだけでも
雰囲気が良くなると思います
まずはシンプルなことから始め
レタッチをしていく事に慣れてきたら
自分なりにイメージしたものへ近づけていく編集を
そんな順番で勉強していくと良いと思います