わんこの目の前に落ち葉が落ちてきた瞬間が撮れた
2020年4月30日撮影
Canon EOS R
EF100mm F2 USM
絞り値:f/2
露出補正:+1/3
ホワイトバランス:5200K
ホワイトバランス補正:A1,G1
ピクチャースタイル:オート(コントラスト-1)
ISO:200
AFモード:サーボ AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
上の写真はキヤノン純正の現像ソフト
Digital Photo Professional 4((以下DPP)
でRAWファイルを開き
色調整などせず画像サイズのみ指定してJPGに変換(現像)
キヤノンの標準の色調になる
でこのRAWファイルを同じように開いてJPG変換したら
どんな色になるでしょう
試してみます
今月も残りあと僅か
ブログのファイル容量がまだ75%しか使用してなく勿体ないので
比較してみましょう
貧乏性炸裂…
まずはLightroomから
プロファイルは標準のAdobeカラーを適用
プロファイル:Adobeカラー
プロファイルはカメラマッチングの標準v2を適用
プロファイル:カメラマッチング 標準v2
DPPと比較
プロファイルを標準的なAdobeカラーのままなにもせず現像すると
DPPに比べ若干彩度がない感じ
わんこの耳下や頭部右上あたりの背景のハイライト部分は白飛びが目立つ
カメラの設定でコントラストを-1に設定しており(常時設定)
DPPはカメラの設定を引き継いで現像されているため
ライト側から中間のトーンが滑らかになっている可能性もあり
そのためハイライトが白飛びしていない可能性もある
草のグリーンはイエローとマゼンタが多いグリーン
わんこの毛並みの色は自然な色に見え
DPPの方がマゼンタ浮きが見られる
中間からシャドウにかけてDPPはマゼンタが強い印象
首輪の色もDPPの方が彩度が高いように見えることから
レッドやマゼンタ系の色がDPPは鮮やかな傾向
プロファイルをカメラマッチングを適用すると
全体的な雰囲気がDPPに似てくる
しかしちょっと派手っぽさがある
グリーンはシアンが強いグリーン
わんこの毛並みの色もマゼンタ浮きがDPPよりも目立ってくる
シャドウ側の色が濃い印象があるので
中間からシャドウにかけての特にシャドウよりのトーンが立っている印象
ちょっと色がコテコテな色調
次に Luminar 4
プロファイルは標準のLuminarデフォルトを適用
プロファイル:Luminarデフォルト
現像ソフト:Luminar 4
プロファイルはCanon EOS R Camera Standard v2を適用
プロファイル:Canon EOS R Camera Standard v2
現像ソフト:Luminar 4
DPPと比較
Lightroomよりも彩度がなく色がくすんだ感じ
グリーンの色も鮮やかさがなく
Lightroomと似た印象の色
わんこの毛並みの色も同様にくすんだ感じ
イエロー系のマゼンタが少ない印象
ただし草などのグリーン系のイエローにはマゼンタがしっかり入っている印象
この辺りの色を調整する時は難しそう
プロファイルをカメラマッチングを適用すると
パッと見超コテコテな色に極端に変化
全体的にレンジをギュッと詰めたような感じでコントラストが強い
わんこの毛並みの色はマゼンタとイエローがかなり盛られた感じ
毛並みの色のシャドウ側はレッド色に
ちょっとやり過ぎじゃないのって感じ
-まとめ-
DPPはキヤノン純正の現像ソフトなので
DPPが標準の色
キヤノンの色は少し派手な傾向があるので
カメラマッチングのプロファイルを適用すると
派手になる
でもちょっと派手過ぎじゃないの…
RAWファイルを開いた時
各ソフトでこれだけ色の違いがあり
色のスタート地点がそれぞれバラバラ
キヤノンのカメラを使っている人には
DPPをオススメしたい
ソフトが重いのが難点だけど
せっかくキヤノンのカメラを使っているのだから
キヤノンの色を楽しんで欲しい
それとあまり気にしていない人が多いけど
カラーマッチングやプロファイルってとっても大事です