過去の今日撮った写真を表示してくれる
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昨日
16年前の今日の写真として上の写真を表示してくれた
16年前の1月から4月までの約3カ月間新潟にいた
中越地震直後数十年に1度の大雪で大変になっている
そんな事を知ってボランティアへ
上の写真は所属したボランティア団体の拠点
大きなテントが拠点で寝泊まりは小さいなテントで
ボランティアに来てくれた人々が不自由ないよう
テントで簡易的に作った風呂場も併設
毎日雪と格闘して汗だくになったのでありがたかった
とあるおばあちゃんが一人で住んでいる住宅
奥まった場所に家があり
私道を通って奥に家がある
除雪は公共の道路しか行政はやってくれない
仮設住宅にいるけど家の様子を見に行きたい
そんなおばあちゃんの要請で雪かきと雪下ろし
3m以上の雪に囲まれていたので最初は玄関までの道を掘った
家まで入れるようになったあと
屋根に積もりに積もった雪を下ろす
下ろした雪は邪魔にならないよう遠くへ運ぶ
現場監督を任されたので
怪我のないよう作業を進めるのに神経を使った
活動した時その様子を一眼レフとコンデジで写真におさめていた
でもうっかり八兵衛でその写真を間違って消去…
残ったのはごく一部
一番大変だった山間部の村での活動
その写真はガラケーの写真しか残らなかった
上の写真山間部にあるとある村での様子
避難勧告がでているため村に入れるのは土日曜日のみ
二日間で雪下ろししても次の週までに大雪が降るとまたやり直し
上の上段の写真の家が見えている部分は二階部分
こんなに雪に埋まった家を見るの初めてだった
最初に家の屋根がどこにあるのか確認作業から始めた
村には車で行けないので行ける所まで車
その先は装備を持って山道を1時間歩いた
家の中に取り残された猫がいた
毎週猫のご飯をたっぷり置いて帰路に
大地震に耐えた家が雪の重みで倒壊
翌週村に入り倒壊している家を見ると悔しかった
上段の上の写真もとある山間部の村の様子
村自体が雪に埋まっており電線が触れるくらいの高さだった
電気は通っていないので安全
下の写真はとある仮設住宅での活動の様子
この写真は雪はあまりないけど
一番多い時は仮設の住宅と住宅の間の通路の雪の高さが
屋根の高さまであった
なので家に入る時は下って入る事に
お年寄りはとてもじゃないけど出歩く事ができないため
雪の階段を作ったりした
雪が多過ぎて雪を捨てる場所の確保に苦労した
食事は作れる人が作る
ボランティア団体のリーダーの誕生日だと知り
ケーキ教室に2年ほど通っていたので
みんなで材料費を出し合ってケーキを作った
デコレーションケーキを一気に3個作ったのは初めて
まさかこんな所でケーキ作りを習っていた事が役立つとは…
オーブンがなかったので炊飯器でケーキを焼いたのも初めてだった
ナッペするナイフもないので代わりに包丁とスプーンでナッペ
出来上がったケーキを見てみんなから人は見かけによらないと言われた
でも甘い物がなかなか食べれなかったのでみんな喜んでくれ嬉しかった
昼間は要請された家や村での雪下ろし
夜は自分たちが滞在しているテントも潰されそうになり雪下ろし
毎日毎日雪と格闘
体重が二週間で7kg減りました
16年前の今日こんな生活を送っていました