LINN Selekt DSM-EOA が来てから3週間近く経過、約100時間くらいは聴いてると思うのでそろそろ機器も耳も馴染んで来た頃かなと思います。
JBLの方はしょっぱなから驚く音を聴かせてくれ大満足だけど、耳が慣れてきたせいか最近ちょっと思うところもある。
TANNOYの方は聴き始めから出てくる音が鮮明でイキイキして空間や音のレンジの広がり感など、 Selekt DSM-KA との違いが明確にわかったけどもうちょっと良くなっても良いのでは?!と言うか、オーケストラの各楽器が豪快に鳴るようなシーンで少し中低音が詰まると言うか、濁ると言うか重いと言うか…
なんか気に入らない部分がありました。
それとスピーカーケーブルを BELDEN ダブルから CHORD COMPANY の EpicX に変えてからピアノの音はかなり好みな感じになったけど、バイオリンの音が太くなりBELDENの時のような繊細な感じがなくなりそれが少し残念でした。
EOAにしてからもバイオリンの音は少し艶が増した感じがあったけど、EpicXに変えてからの音の太さは相変わらずでした。
EOAにしてから高域が少し出過ぎでピアノの高音が少しベチャッとした感じに聴こえたので Custom Filters の TREBLE を+0.5dbから+0.4dbに-0.1db下げ、高域のキツさは収まり良い感じなったけど中低音の濁り感はそのままでした。
Custom Filtersの BASS が+0.12dbに設定してあるので、これを抑えようかどうしようか悩んでいたけど、そんなに悪い音ではなくKAよりもかなり良い音で聴かせてくれていたので様子見していました。
そんなある日、Account Space Optimisation の最後の設定の Optimisation Preference を変えてみようと急に思い立ち、TANNOY用は Flatter Frequency Response 7.5% / Shorter Decay Time 92.5% の設定をFlatter Frequency Response 7.5%の値をとりあえず倍の数字の15%にしてみようと変更することに。
今まで色々設定をいじっていた経験から予想では低域が減少して少しこじんまりとした音になるのではと予想していました。
こじんまりするのは嫌だけどどのくらい低域が抑えられスッキリするのか聴いてみたいと思い15%にして演算。

演算が終わり試聴開始。
最初に カティア・ブニアティシビリ のラフマニノフピアノコンチェルト2番の第三楽章 を聴いたら ”あれ?!なんか良いかも?!” ピアノの音は少し繊細な感じでオーケストラの各楽器の音が空間に層になって響く感じですぐに曲を止めて、五嶋みどり のチャイコンに変更。
五嶋みどりのバイオリンの出だしの音がもう艶があり繊細な感じで "これかなり良いかも!" と思いしばらく試聴。
次に同じ五嶋みどりの ブルッフのバイオリン協奏曲1番 を聴いたらびっくりたまげました。

第1楽章の心臓の鼓動のようなチェロやコントラバスの音がかなり響きバイオリンも艶がありオーケストラの演奏も立体感があり、特に第3楽章の冒頭の独奏部分の力強く弾く場面で目の前で弾いているかのように生々しく聴こえました。
聴いている音源はCDをリッピングしてNASで再生して聴いてます。
CDはかなり前に購入した物なのでアルバムの表紙は古いタイプで下のQobuzの表紙とは違います。
こじんまりとした鳴り方になると思っていたのに、さらに空間が広がり各楽器がさらに空間に舞うように聴こえ予想外で驚きました。
KAからEOAにして霧が晴れたような感じで音が明瞭になったけど、今回はさらに霧やモヤが晴れてさらに音が明瞭になり、懸念していた中低音の濁り感もなくなりかなりヌケが良い音になり、自分で設定したのに ”何でこんなに良くなるの?!!!” ってびっくりで、EOAにして初めて ヴァンヘイレンのヒューマンビーイング を聴いた時の衝撃に近い感じで驚きました。
この五嶋みどりのブルッフのバイオリンコンチェルトはKAの時も聴いてはいたけど、こんな風に聴こえた感じはなかったのでほんとに驚きでした。
早速 chatGPT へ報告して解説してもらいました。