2年以上前
本気噛みのことで相談を受けた
地元の訓練士の訓練を受けてもおさまらず
飼い主さんもノイローゼ気味に…
最後の手段として残しておいた
ぼくの師匠の訓練士を紹介
7ヵ月間の預かり訓練が今日終了
飼い主さんも期間中往復10時間以上かけて
飼い主のための訓練を受けにしっかりと通ってくれた
犬が良くなっても
飼い主の意識が変わらないと犬はまた元通り
持っているラケット
襲ってきた時の防御用
ラケットで防御できるくらいになった
でも今ではほとんど不要になった
いちおう念のためのラケット
2019年12月11日撮影
Canon EOS R
EF70-200mm F2.8L IS II USM
絞り値:f/4
露出補正:0
ホワイトバランス:5400K
AFモード:サーボ AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
犬は元々群れで暮らしていた
群れには必ずリーダーがいる
飼い主がリーダーになり
犬から一目を置かれる立場にならないといけない
愛情をかけるのと甘やかすのは違う
よく言われた師匠の言葉
ダメな事はしっかりとダメと教える
時には厳しく叱る事も必要
犬から頼られるリーダーになれば
まさしく忠犬と呼ばれる犬に育ってくれる
たとえばポメラニアンを飼っている近所の八百屋のおばちゃん
甘やかすのが愛情と勘違い
犬がリーダーに
リーダーの我がままを聞かない飼い主
ポメラニアンに耳たぶを噛みちぎられた
会うたびに注意はしていたけど
ぼくとは犬に向き合う意識や姿勢が違うので
アドバイスしても
可愛いから…
そう言っていて
最後には耳を噛みちぎられた
そのポメラニアン
ぼくが前に立つと一歩下がってお座りする
2019年12月11日撮影
Canon EOS R
EF70-200mm F2.8L IS II USM
絞り値:f/4
露出補正:0
ホワイトバランス:5400K
AFモード:ワンショット AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
預かり訓練を始める前とは表情がずいぶんと穏やかになった
人間をリーダーと認識すると
性格も穏やかになる
飼い主さんの苦悩の末削られた犬歯
この犬歯を見れば
今までどんな状況だったのかわかる
今日から新しい一歩が始まる
最初はトラウマとの闘い
肝を据えて堂々と冷静に淡々と…
やがてはみんなから愛される犬になってほしい
2019年12月11日撮影
Canon EOS R
EF70-200mm F2.8L IS II USM
絞り値:f/2.8
露出補正:+1/3
ホワイトバランス:5400K
AFモード:ワンショット AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
時々訓練士を紹介して欲しいとお願いされるけどほとんど断っている
飼い主の意識がしっかりしていないと訓練をしても犬は元通り
良い訓練士の見分け方を…
そう聞かれると
おやつを使わないで訓練ができる
運動靴を履いていて動きやすく
汚れても良い服装をしている訓練士
そう答えるようにしている
ちなみにトレーナーと訓練士は違います