Luminar Neo スーパーシャープAI
2018年8月4日撮影
Canon EOS 80D
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/20
露出補正:0
焦点距離:400mm
ホワイトバランス:4900K
ISO:100
AFモード:AIサーボ AF
測距エリア選択モード:ゾーンAF
編集&現像ソフト:Luminar Neo
Luminar Neo の拡張機能ブレた写真をシャープにしちゃう
スーパーシャープ AI
ってどうなの?
そう聞かれたのでちょこっと解説
製品ページのフクロウでの紹介画像見ると
こりゃ凄い!
そう思っちゃうけど
ブレていない画像をPhotoshopなどでブレを演出
わざとブレさせた画像を元の写真としてビフォーアフター
ぼくにはそんな感じにしか見えまぜん
こんな効果は話し半分程度で見た方が良いです
では早速解説です
1枚目は完成画像でちょこっとマスクを使って手を入れてます
2枚目はスーパーシャープを高でかけて現像書き出し
3枚目は元の写真
元の写真はRAWを Luminar Neo で開いて
プロファイルをAdobe Standard
EOS 80D のプロファイルを適用すると
へんてこな色になるのでAdobeを適用
光学特性をオンで現像書き出しした元の写真
流し撮りのテストをしたカットでシャッタースピードは1/50秒
上下左右に動くのでブレブレ
これをスーパーシャープAIしました
2枚目のシャープだけを適用した写真
元の写真と比較するとそこそこシャープに
でもよく見ると
わんこの輪郭と背景の境がスパッと切れたような状態で不自然
そんな不自然さをなくしたのが1枚目の写真
この写真は流し撮りなので
わんこの顔はピントはビシッと他は流れてOK
そんな感じにしたいので背景はスーパーシャープの効果は不必要
顔以外はあまり効果はかけたくない
そんな理由からマスクで効果が部分的になるようマスク処理
上はマスク処理した画面キャプチャー画像
余分な部分はブラシでマスクを削除
顔以外の動体部分は効果が半減するよう適用量を半分にしてマスクを削除
顔の輪郭が背景と馴染むように適用容量が半分になるようマスクを削除
そんな感じでマスク処理しました
今回の画像はできるだけ自然になるようマスク処理した方が良さそうです
結論として
スーパーシャープAI 機能
製品紹介ページにあるフクロウの画像のようにはなりません
良い感じに処理できたとしても
ピクセルを潰すような処理をするため
拡大するとかなり画質が劣化したような状態になります
小さい画像で使用するなら良い場合もあります
ただし
スーパーシャープAI をかけただけで完成じゃなく
処理の後もっと表現に変化をつけたレタッチなどをして
作品を作り上げたりする場合はそこそこ面白い機能かなって思います
少しブレちゃって惜しい
もうちょっとシャープになってくれれば
そんな場合には良いのかもしれません
でもけっきょくのところ
効果を適用させる画像次第ってところがかなり大きいと思います
DPPで現像した写真
現像ソフト:Digital Photo Professional 4