ある日の写真

猫と犬と散歩の写真と時々オーディオと音楽。

Luminar Neo スーパーシャープAI

先日 Luminar Neo の拡張機能 スーパーシャープAI

の記事を書いた

oneday71.hateblo.jp

 

記事を読んでマズイと思ったのかわからないけど

翌日からスーパーシャープAIの機能説明で使われていた

鳥の画像がなくなり

代わりに表現を抑えた画像と説明に変わった

今回はこの写真を元にもう少し詳しく掲載

2019年1月25日撮影

Canon EOS-1D X Mark II

EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM

絞り優先AE

絞り値:f/8

露出補正:+2/3

焦点距離:400mm

ホワイトバランス:5100K

ピクチャースタイル:オート

高輝度側・階調優先:しない

ISO:1000(オート)

AFモード:AI サーボ AF

測距エリア選択モード:領域拡大AF上下左右

現像ソフト:Digital Photo Professional 4

 

前回と同様に顔を中心に適用されるようマスク処理

 

完成画像

Luminar Neo で現像して スーパーシャープAI だけでは

あまり見栄えがよろしくないので他の機能も使用して仕上げた

色調も元の写真の色に近くなるよう色調整をおこなった

パッと見は元の写真と比べるとかなりシャープになった

ように見えるけど等倍画像を見てみましょう

ピクセルを固めてガチガチにしたようになる

元の写真

小さいサイズでの表示ならそこそこ見れるが

表示サイズを大きくすると不自然な描写になる

眼球は野生動物などの撮影でよくおこなわれる

眼球が鋭くなるようにレタッチ処理

遠巻きには眼球が鋭くなったようには見えるけど

実際はピンボケなのにヘンな感じにシャープな画像でかなり不自然

背景と顔の輪郭の境界も自然になるようマスクで修正処理しているが

まだスパッと切れていて不自然さがある

この辺りは丁寧なマスク処理が必要

前回と今回の両方ともシャープの適用量は 高 を選択

弱くすれば不自然さはやわらぐけど

パっと見のシャープさは出てこなくなる

前回からこの機能に関してあまり良い事書いてないけど

撮影された状態によってはシャープさが増し実用的な部分もある

次回はこんな感じで使えそう その辺りを書いてみます

それと気がついた事がある

スーパーシャープAI のピクセルを潰したような処理

なんか似たような感覚を受けた事あるなと思ったら

EOS-1D X Mark III を使いだしてすぐに

犬などの毛並みの質感表現が汚い

そう思いキヤノンに点検調整に出した事がある

oneday71.hateblo.jp

 

スーパーシャープAI のように酷くはないが

わんこなどを少し距離の離れた場所から撮影すると

ピントがはずれた部分の毛並みの質感がこれに似た雰囲気の描写になる

R5 R3 も似た雰囲気を持っている

たぶん少しでもシャープに見せるような処理がされているのかな