ある日の写真

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LINN Selekt DSM-KA Utopik電源アップグレード

6月30日、購入元のオーディオの修理をおこなっている友人と LINN JAPAN の営業さんが Utopik電源 に交換しに来てくれました。
機器がある部屋に案内し少し雑談でもするかと思ったら早速交換開始で少々焦りました。

友人がラックから Selekt DSM-KA を出してくれ営業さんが作業してくれました。
テキパキと作業して交換自体は10分もかからずあっという間に終了。
交換作業風景や交換する機器ををじっくり写真撮影しようと思っていたら、あまりにもテキパキと進んでいくので邪魔にならないよう慌ててカメラで撮影。
ラックに戻す前に HDMI 接続の動作の事を尋ねたら、自分が考えている動作ができそうと思い、TVとは現在オプティカル接続だけどHDMIケーブルで繋ぐ事にした。
ラックに機器を戻し電源オン。
外観と電源オン時の動作は交換前と変更なし。
電源オフの時、今までリモコンの電源でオフにするとカチッと音がしていたけど音はせず、本体背面の主電源をオフにするとカチッと音がするようになった。
それと電源が入っている時交換前よりも熱が発生しない感じになった。
無事電源が入る事を確認して試聴開始。
スピーカーは JBL に繋げてあるので、以前JBLで試聴した曲を再生。
低音が迫力が増したように聴こえるけど、いつも試聴しているリスニングポイント(部屋の中央より)と違い、PCデスクの椅子に座って(部屋の右寄り)いるため、耳の位置も高いので低音が強調されて聴こえていそう。
でも音自体はちょっと軽快になりマイルドな感じ。
何よりも以前記事に書いたJBLの音が Account Space Optimisation の設定で物凄い音になったのでいまだに耳が慣れていないのでもう少し聴いたら TANNOY に切り替えて試聴しようと思った。
友人もJBLこんな音が出るなんて驚きだと言っていた。
HDMI接続にしたTVの動作も確認してくれた。

せっかくLINNの営業さんがいるのでと思い、Space Optimizationの事を色々と質問してみた。
以前 Room Designs で部屋を細かく再現しようと一部の家具を配置したら音がスカスカな感じになった事を質問したら、家具の配置が足りない(部屋にある家具をすべて再現できていない)ためそのような音になった可能性があると言われた。
でも個人で部屋の再現をここまで細かく再現している人はなかなかいないと言われました。
できるかぎり詳細に部屋を再現した方が良いとの事でした。
TANNOYに切り替えようかなと思っていたらそろそろお邪魔するとの事で、LINNの営業さんはこれから横浜へ帰るので引き留めても申し訳ないのでお礼を言ってお見送りしました。

LINNのトレーナーと新しいカタログといつものアンケート(アンケートに回答して送ると保証書が送られてくる)を頂きました。

お見送り後部屋に戻りいつものリスニングポイントで試聴開始。
Utopik電源にした事でもっと低音に凄みが出るかと思ったら、低音の輪郭がハッキリして軽くなった感じ。
時間も遅くなってきて大音量で聴けなくなるのですぐにTANNOYに切り替えていつもTANNOYの調整時に試聴している 五嶋みどりチャイコンを試聴。
JBLの時と同じ印象で低音の輪郭がハッキリとした感じ。
例えるなら電源交換前の低音は濁った音で交換後はきれいにスッキリとした音。
そんな印象でした。
それと中音がとても明瞭になり五嶋みどりのバイオリンと共にオーケストラの音がとても前に出てくる感じでバイオリンの高音のキツさがなく音量を大きくしてもうるさくない。
音も明瞭で軽く軽快になり、曲のテンポが速くなったような錯覚に聴こえました。
試聴後リビングがある階下へ行くと家人が ”音が柔らかくなったね” と言い驚いた。
2階から漏れてくるモヤッとハッキリしない音でもわかるくらい変化があったんですね。
Utopik電源にしたら低音の迫力が増してもっと迫力のある力強い音になるのかとイメージしていたけど、DAC 部を最上グレードの Organik DAC にしたらこんな音になるのかな?とイメージしていたような音になった印象を受けました。
もう少しじっくりと聴いてみようと思ったけど、LINNの営業さんからRoom Designsでの部屋の再現は詳細に再現させた方が効果が出ると言われたので、翌日家具などの配置を詳細に再現して作り直す事に…
この件は後日、凄い事になりビックリたまげました。

 

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