ある日の写真

猫と犬と散歩の写真と時々オーディオと音楽。

デイヴィッド・フォスター

前回の記事でデイヴィッド・フォスターのアルバムを紹介、その中の曲を聴いて”懐かしい!”とメールをくれた方が数人いました。
1985年公開の映画『セント・エルモス・ファイアー』のサントラの音楽。
好きな人はハマる映画で今から40年近く前の作品。


音楽がデイヴィッド・フォスターが担当で彼は他にも映画音楽を多数手がけています。
音楽プロデューサーとして多くのアーティストも手掛けてます。
一番みんなが知っているのはホイットニー・ヒューストンが歌う映画『ボディーガード』の”I Will Always Love You”。


この曲ホイットニー・ヒューストンの曲だと思われがちだけど、原曲はカントリーミュージックドリー・パートンが作詞作曲した曲。


ホイットニーの曲と比べるとあっさりとした感じだけど、原曲はこんな感じだったんですね。
この曲をデイヴィッドがホイットニーの歌唱力を活かした壮大に歌い上げる曲にアレンジしました。
でも原曲のドリーの歌はこれはこれで聴いているととっても雰囲気が良くて原曲ならではの飽きがこない感じでとっても良いです。
デイヴィッドがアレンジしてホイットニーが歌い全世界で大ヒット、ドリーにもの凄い金額の印税が入り、そのお金で慈善活動をした逸話があったり、エルヴィス・プレスリーがこの曲をカバーしたいからと曲の著作権を半分よこせとエルヴィスのマネージャーに言われ断った逸話もあったり。

その他に有名なところだとシカゴの”素直になれなくて”でしょうか。


上に紹介した曲が入っているアルバムには他にボズ・スキャッグスチャカ・カーンアル・ジャロウなどの曲も入ってます。
音楽プロデューサーに注目すると関連したアーティストに繋がっていき音楽の世界がどんどん広がっていくので面白いです。

高校生の頃からデイヴィッド・フォスターの音楽を聴いていて、JTスーパープロデューサーのコンサートで来日すると知って行きたかったけど行けず、2010年に来日すると知りコンサートのチケットを取りとっても楽しみだったけど、コンサート当日身内の不幸があり行けずで結局コンサートには一度も行けず仕舞いでした。