先日 Luminar Neo の拡張機能 スーパーシャープAI
の記事を書いた
記事を読んでマズイと思ったのかわからないけど
翌日からスーパーシャープAIの機能説明で使われていた
鳥の画像がなくなり
代わりに表現を抑えた画像と説明に変わった
今回はこの写真を元にもう少し詳しく掲載
2019年1月25日撮影
EF100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM
絞り値:f/8
露出補正:+2/3
焦点距離:400mm
ホワイトバランス:5100K
ピクチャースタイル:オート
高輝度側・階調優先:しない
ISO:1000(オート)
AFモード:AI サーボ AF
測距エリア選択モード:領域拡大AF上下左右
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
前回と同様に顔を中心に適用されるようマスク処理
完成画像
Luminar Neo で現像して スーパーシャープAI だけでは
あまり見栄えがよろしくないので他の機能も使用して仕上げた
色調も元の写真の色に近くなるよう色調整をおこなった
パッと見は元の写真と比べるとかなりシャープになった
ように見えるけど等倍画像を見てみましょう
ピクセルを固めてガチガチにしたようになる
元の写真
小さいサイズでの表示ならそこそこ見れるが
表示サイズを大きくすると不自然な描写になる
眼球は野生動物などの撮影でよくおこなわれる
眼球が鋭くなるようにレタッチ処理
遠巻きには眼球が鋭くなったようには見えるけど
実際はピンボケなのにヘンな感じにシャープな画像でかなり不自然
背景と顔の輪郭の境界も自然になるようマスクで修正処理しているが
まだスパッと切れていて不自然さがある
この辺りは丁寧なマスク処理が必要
前回と今回の両方ともシャープの適用量は 高 を選択
弱くすれば不自然さはやわらぐけど
パっと見のシャープさは出てこなくなる
前回からこの機能に関してあまり良い事書いてないけど
撮影された状態によってはシャープさが増し実用的な部分もある
次回はこんな感じで使えそう その辺りを書いてみます
それと気がついた事がある
スーパーシャープAI のピクセルを潰したような処理
なんか似たような感覚を受けた事あるなと思ったら
EOS-1D X Mark III を使いだしてすぐに
犬などの毛並みの質感表現が汚い
そう思いキヤノンに点検調整に出した事がある
スーパーシャープAI のように酷くはないが
わんこなどを少し距離の離れた場所から撮影すると
ピントがはずれた部分の毛並みの質感がこれに似た雰囲気の描写になる
R5 R3 も似た雰囲気を持っている
たぶん少しでもシャープに見せるような処理がされているのかな