ある日の写真

猫と犬と散歩の写真と時々オーディオと音楽。

草原の風

先日投稿したN響のコンサートの記事

使う写真はこれにしようと思っていた

Luminar Neo で色調整

作業内容も記事にしようと思ったので違う写真にした

元の写真

色が少しくすんだ感じなので鮮やかになるように調整

たしか逆光で被写体を明るく露出補正をプラスへ

そうなると空と海の色が薄くなる

そう思いあとで色調整しよう

そう思い露出補正は0で撮影したと思う

2020年10月11日撮影

Canon EOS R5

EF70-200mm F2.8L IS III USM

絞り優先AE

絞り値:f/4

露出補正:0

焦点距離:200mm

ホワイトバランス:5300K

ホワイトバランス補正:B2,0

ピクチャースタイル:オート(コントラスト-1)

高輝度側・階調優先:しない

ISO:100

AFモード:サーボ AF

測距エリア選択モード:顔+追尾優先AF

現像ソフト:Digital Photo Professional 4

編集ソフト:Luminar Neo

 

元の写真

 

作業内容の解説です

元の写真を見ると

空の色が少し薄い

海の色がくすんで若干青っぽくない

わんこが暗い

わんこの顔に草がかかってしまっている

草の色に鮮やかさがない

以上目に付いたポイントを修正していきます

試しに全体的に カラー 機能の

自然な彩度 で彩度を上げてみました

ちょこっと色が濃くなったけどまだまだなので個別に修正していきます

 

まずは草から

カラーハーモニー 機能で修正するので

カラーハーモニー 機能の マスクAI を実行して地面を適用

草の部分のみマスクができました

シャドウ側から調整

もう少し調整します

ハイライト側を調整

もう少し調整します

中間を調整

だいたいこんな感じでOK

必ず シャドウ ハイライト 中間

この順序で調整するようにしましょう(理由は省略)

 

海も カラーハーモニー 機能で調整

マスクAI 機能で水を適用

良い感じにマスクが適用されました

もし良い塩梅にマスクが適用されない場合

手動でマスクを補正して作成

カラーハーモニー 機能のハイライト側で調整

シャドウの濃度がないのでハイライト側から

もう少し調整します

中間で調整

こんな感じでOKにします

この時空と海の境界がトーンジャンプなど

色の破綻など起きていないか注意

起きている場合はあとで修正

 

空の調整をします

空は 現像 機能で調整するので 現像 機能のマスクを使用

空は 線形グラデーション マスクを使用

理由は空の色を若干濃くするため

水平線近くは濃くならないようにするため

水平線近くまで濃くすると

海との境界付近でトーンジャンプを起こす場合がある

こんな感じで調整

これでOK

 

わんこを調整します

現像 機能で調整するので 現像 機能のマスクを使用

マスクAI で 建物 を適用

Luminar Neo はまだ動物の認識機能がないので

建物 で適用できる場合がある

良い感じにマスクが適用されました

現像 機能の トーン 機能を使用

中間よりもライト側の部分を明るくします

明るくし過ぎると不自然になるのでこれでOK

 

最後の調整

全体的に明るくします

現像 機能の 露出 機能を使って少し明るく

トーンだと全体的(中間より)に明るくなるけど

この場合

ハイライト側の海の輝き

空の雲の白さを強めに明るくしたいため

露出 機能を使用して調整

最後に空と海の境界を自然になるよう コピー 機能で修正して終了

途中顔にかかる草を コピー 機能で消去しています

 

こんな流れで編集しました

余談ですが

空と海の色がマゼンタかぶりに見える場合

モニターの調整が必要です

自分のモニターはギリギリマゼンタかぶりはしていません

ちなみにこの修正した写真

富士フイルムのプリントサービスでプリントすると

100パーセントマゼンタかぶりの色でプリントされます

キヤノンフォトブックサービスだと

ギリギリマゼンタかぶりしない発色でプリントされます

初めてキヤノンへ発注した時

色再現の良さにビックリしました

それ以来

次のプリンターはキヤノンにしよう

そう思っているけどずっとエプソンで買い替えている