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Selekt DSM-KA になり Account Space Optimisation を新規作成

オーディオの話しです。
ネットワークプレイヤーを LINN MAJIK DSM/4 から Selekt DSM-KA に変更して最初は Account Space Optimisation (以下Optimization)は適用せず素の状態で聴き、 スタンダードDACと Katalyst DAC との音の違いを楽しんでました。
しばらくしてMAJIK DSM/4を使っていた時に作った Room を使用してOptimisationを適用してみたけど、どうも音がこじんまりとして音の広がり感などがなくなり少々残念。

Optimization使わないで素の状態でいいかな…
そんな事を思ったけど、MAJIK DSM/4ではOptimizationは必須で良さはわかっていたので、絶対に音はさらに良くなるはずと思い、Optimizationの仕様が変更され細かく部屋の設定ができるようになったので一から部屋を作成してみました。

部屋のサイズは以前は家の設計図を基に作ったけど、今回はメジャーで実測して数値を入力。
以前は窓の位置などは壁とツラ合わせだったけど、実際の窓は壁面から奥へ引っ込んで窓が付いており、新しい仕様では奥行きも設定できるようになり出窓のような感じに設定してみました。
さらに掃き出し窓などは実際には左側と右側の2枚窓があるのに、以前は1つの窓として作成していたけど今回は2つの窓として作成。
そして左側のスピーカーの前に高さ2m以上あるCDディスク兼ミニカーをディスプレイしているラックがあり、以前は壁として作成していたけど、今回は木の箱として箱の中をくり抜いた感じに作成。
同じ要領でスピーカーの間にあるオーディオラック兼TVラックも作成。

天井には天窓があり、以前はフラットな天井だったが今回は天窓を作成。
より実際の部屋と同じような感じに細かく作るようにしました。
Optimizationの説明は英語しかなく、LINN JAPNサイトにあるマニュアルは日本語で書かれているが古いので、Google Chrome の”日本語に翻訳”機能を使って解読しながら作成。
正確に解読しているのかわからないけど試行錯誤しながらなんとか完成。

新しくなってから3D表示できるようになったので、3D表示させてイメージした感じにできているのか確認するとわかりやすかった。
右の図は上が天窓作成の3D、中が左スピーカー前にあるラックとオーディオラック兼TVラック作成の3D、下が部屋を外側から見た外観の3Dになり、窓が出窓のように壁から奥に入った位置にあるのがわかる。

スピーカーは以前は TANNOY は Autograph mini を選択。
JBL は 4429 を選択していたけど、今回はいずれも Other にして、各ウーハーの位置をスピーカーの位置として設定。
Flat Frequency Response はTANNOYの時は8%に設定。
この数値は以前の部屋であれこれいじって5%が一番良さそうだったが、新しく作成した部屋では低音が出過ぎでちょっともっさり感があり、12%にすると音がかなり柔らかくマイルドでストリングスの音がフワッとしてこんな音は初めての体験で管楽器はとても抜けの良い音になり良かったが低音が少々足りない感じ。
そんな事で9%も良かったけどちょっと低音が物足りない感じで8%に落ち着きました。

1%の差ってけっこう影響があると初めて知りました。
新しい部屋の設定でも今まで聴いたことがない音質に変わり大満足。

今はSelekt DSM-KAの音に慣れてしまったけど、MAJIK DSM/4の修理で代替機として借りて初めて聴いたスタンダードDACの Selekt DSM-SA の音質のインパクトは強烈で、ワクワクした事は忘れる事はないと思います。

JBLTANNOYよりも苦労し、色々数値を変えて試聴して54.5%が一番無難そうだったのでひとまず54.5%にしました。
コンマ5%刻みになっているのはAndroidスマホで設定していて、ほんとは55%にしようとFlat Frequency Responseのバーを操作しようとしたけどうまく操作できず、54.5%の位置になってしまいそのまま演算したので54.5%になりました。
LINNはAndroidスマホではしっかり検証していない感じ。
JBLは35年近く聴いているスピーカーで、耳が昔の音に慣れてしまっているせいなのか音にかなりシビアに感じ、これこそJBLの音だと思う設定が中々決まりません。
でもMAJIK DSM/4と比較すると音質はかなり良くなってます。
音は人それぞれ好みがあるので、数値を変えて好みの音を探し当てる感じが一番良さそうな気がします。
初期値は80%だけど、この数値はMAJIK DSM/4では良かったがSelekt DSM-KAではこじんまりと音がまとまり面白味に欠けるので、あれこれ数値を変えて試して決定しました。
でも部屋を作る設定が以前と比べるとかなり細かく設定して作れるようになったせいか、以前の部屋の設定と比べると音質はかなり良くなりました。
部屋作りは少々面倒だけど新しく作り直して良かったです。



Flat Frequency Responseとは”でAIに聞いてみた結果は以下の通りになります。

フラット周波数特性とは
フラット周波数特性とは、音響機器の周波数特性が、すべての周波数帯域で ほぼ同じ音量レベルで出力される状態を指します。グラフで表すと、水平な線 になります。

具体的には
低音から高音まで、すべての音域が均等に 再生されます。
特定の周波数帯域が強調されることなく、原音に忠実な音が再現されます。
音響機器の性能を客観的に評価する指標として用いられます。

フラット周波数特性の利点
原音に忠実な音質で音楽を楽しめる
音のバランスが良く、長時間聴いても疲れにくい
さまざまなジャンルの音楽に適している
音響機器の性能を正確に評価できる

フラット周波数特性の注意点
必ずしもすべての人の好みに合うとは限らない
音響機器の性能だけでなく、リスニング環境や音源によっても音質は変化する
実際に聴いてみて、自分の好みに合うかどうかを確認することが重要

フラット周波数特性と音質
フラット周波数特性は、音質を評価する指標の一つですが、音質を決定する唯一の要素ではありません。音質は、音響機器の性能だけでなく、リスニング環境や音源、個人の聴覚によっても左右されます。

フラットな周波数特性を持つ機器でも、必ずしもすべての人に好まれる音質とは限りません。実際に聴いてみて、自分の好みに合うかどうかを確認することが重要です。