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LINN MAJIK DSM/4 を修理に出したら Selekt DSM-KA になって帰ってきた -その2-

3月5日、オーディオの修理を専門におこなっている友人宅のPCの具合を見に行く予定があったので、借りていた LINN Selekt DSM-SA を持って訪れる。
電話では聞いていたけど友人から詳しく話しを聞く事に。

LINNの営業さんから

  • デモ機Selekt DSM-SAのDACを Katalyst DAC にグレードアップするので良かったらそれも聴いて
  • デモ機で良かったら電源を Utopik に無償でグレードアップして譲る事ができる
  • 所有している MAJIK DSM/4 を下取りする
  • デモ機を購入する場合、DACをノーマルのままでも良いしKatalyst DACにグレードアップしても良い、とりあえずはKatalyst DACにグレードアップするのでそれを聴いて音質を確認して

以上4点の提案をしてくれました。

ここでDACとSelekt DSMを簡単に説明。
まずはDAC、 Digital to Analog Converter の略でデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換するIC機器の事で、アナログ音声信号に変換しないとスピーカーから音が出ません。
詳しい事はよくわかりませんが、変換する時の処理がDACによって違い音質に影響があり、デジタルオーディオの要。
Selekt DSMは名前の通り、自分でオプションパーツを選べて自分の使用に合った構成にできる。
本体は Classic Hub と Edition Hub の2種類あり、本体を選んだらDACのグレードを選ぶ。
そしてアンプを内蔵にしてプリメインアンプにしたり、アンプは外部アンプを使いプリアンプとして使ったり。
さらにサラウンドにしたい場合はサラウンド用のボードを増設したりと自分に合った使い方の構成を作り上げる事ができる。
でもその分金額もとんでもなく跳ね上がります。
Classic HubのSelekt DSMにはメーカーがあらかじめ用意した下記の4タイプのモデルがある。

  • Selekt DSM-S
    スタンダードDAC ライン出力モデル
  • Selekt DSM-SA
    スタンダードDAC + アンプモデル
  • Selekt DSM-K
    Katalyst DAC ライン出力モデル
  • Selekt DSM-KA
    Katalyst DAC + アンプモデル

デモ機はアンプ内蔵のSelekt DSM-SA、この機種のDACをKatalyst DACに変更してSelekt DSM-KAとしても良いと提案。
Utopik 電源へのアップグレードはイギリス本国に登録して手配するので少々時間がかかると言われました。
新品のSelekt DSM-KAを買える余裕はないけど、あれこれ工面してちょっと無理をすれば買えそうな金額を提案していただき、その場でKatalyst DACに変更したSelekt DSM-KAでお願いしますと即決。
ノーマルのスタンダードDACでも十分な音質だけど、後々Katalyst DACだったらもっと音が良いのか…と絶対に気になるので試聴せず注文しました。
Katalyst DACの上のグレードで Organik DAC なんてあるけど、金額もKatalyst DACの倍もするしキリがないのでOrganik DACの音は絶対に聴かないようにしようと心に誓いました。
即決したので友人が

”えぇ!ほんとにいいの?!”
”Katalyst DACを一度聴いてからでもいいよ”

と驚いていたけど、あの音を聴かされちゃうともうMAJIK DSM/4には戻れません。
そんな事で急遽MAJIK DSM/4を下取りに出してSelekt DSM-KAを購入する運びになりました。
次回は設置のはなし。

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