
2025年6月1日撮影
Canon EOS R3
RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
絞り値:f/4
露出補正:-1/3
ホワイトバランス:5200K
ホワイトバランス補正:A2,G1
ピクチャースタイル:スタンダード(コントラスト-1)
高輝度側・階調優先:する
ISO:640
AFモード:ワンショット AF
測距エリア選択モード:スポット1点AF
現像ソフト:Digital Photo Professional 4
先日オーディオ修理を専門におこなっている友人から…
『 LINN の営業さんがごん太さんに聴いて欲しいと119を持って来てくれたので届けるので聴いて!』
『8月1日からLINN値上げするから現在使用している Selekt DSM-KA を Organik DAC にするなら今のうちに!』
そんなメールが突然来ました。
いつかはOrganik DACの音を聴いてみたいと思っていたけど、Organik DACの部品だけで “マジかいな?!” って目が飛び出るくらいの価格。
物価高騰値上げラッシュの世の中なので、いつLINNが値上げするのかと冷や冷や戦々恐々としてました。
もし値上げの知らせが来たら値上げする前にOrganik DACにしたい(希望)と伝えていた事もあり119のデモ機と合わせてメールをくれました。
前モデルの109を以前借りて聴いていた事があり、後継モデルの119はかなり気になっていたけどまさかデモ機を持って来るとは…
置く場所がないし、何よりも地震があったりして倒れて壊してしまったら夜逃げしなきゃならなくなるので、貸し出しはお断りして友人宅へ聴きに行って来ました。
109を借りて聴いた感想は “とにかく素直な音” 空間に広がるとか低域が重厚とか迫力があるとかそんな印象が全くなかった。
ほんとに素直で特徴がなく嫌味のない音、ただ聴く人によってはつまらなく感じると思い、自分の場合もつまらなく感じた。
でもどこかずっと引っかかってましたこの109。

空間に広がりコンサートホールで聴くみたい、迫力ある低域がグイグイと迫って来るなど色んなスピーカーを所有したり聴いたりしてもうお腹いっぱい、そんな人が最後に行き着く音が109の音なのかなって思ってました。
そんな109の後継モデルの119、別物に変わってました。
試聴は LINN MAJIK DSM/4 の Space Optimization をかけていない素の状態で試聴。
低域がとても豊かで空間に広がり余裕ある鳴りっぷり。
時代の変化なのかなって思いながらもかなり良い感じの鳴りっぷりなので、Space Optimizationをしっかり設定してあげたらかなり良い感じに聴けるのではと思いました。
でもやはり109は109でかなり素直な音で自然に聴けるのでこれはこれで良いスピーカーかなと思います。
読書しながら音楽をかけた時、リラックスしている時や忙しく家事や仕事している時など、邪魔にならずにいつもそっと寄り添った音を出してくれるのが109。
音楽楽しもうぜ!って感じの音を出してくれ、今の時代のハイレゾストリーミングをそつなく元気に再生してくれる119。
そんな印象を受けました。
自分の場合30年以上JBLの音を聴き続け、何気なく買ってみた TANNOY Autograph mini/GR を聴いて空間に広がる感じが凄い!と喜んでいるくらいなので、今の自分は119を選びそう。
やはり自分の部屋でSpace Optimizationを効かせてしっかりとじっくりと聴いてみたいですね。
たぶん懐が深く相当奥行きのある音を鳴らしてくれそうな予感がします。
ちなみにオーディオの修理をやっている友人は109を所有。
長年色んなスピーカーを見たり聞いたり修理してきた人が選ぶだけの事はあるなって思いました。
自分はまだその域に達してません。
そんな事を思った友人宅訪問でした。
そして帰り間際、値上げするLINN製品。
Organik DACモジュールは11万円の値上げ!
119を聴いたせいか血迷い頭がとち狂ってOrganik DACモジュールではなく、最初からOrganik DACが搭載されている SELEKT DSM -EOA を注文してしまいました。
支払いはどうしましょう…